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妊活のための中医学4 【瘀血】血行障害が引き起こすツラい生理痛や不妊症

生理痛があるのは当たり前だと思われますか?

実は生理痛はほぼないのが当たり前で、中医学でははっきりした生理痛はどこかに異常がある証拠だと考えると申し上げたら驚かれるでしょうか?

 

もちろん生理痛にもいろいろあります。痛みが非常に軽く、生理周期も整っていて、婦人科でも異常がみられないのであれば、現状では問題ないと考えて良いでしょう。しかし、痛みがとてもひどかったり、生理不順があったり、子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞など)や子宮筋腫などの疾患を抱えている方では、不妊の原因になることも多いので、積極的に改善することが望ましいでしょう。

 

理解を深めていただくために、ここで中医学的な生理痛の原因をものすごく簡単に次に記載します。

①血行障害(瘀血) ②精神的ストレス(肝鬱気滞) ③冷え(寒凝胞中) ④炎症(湿熱下注) ⑤体質虚弱(気血虚弱・肝腎虚損)

()内は専門用語ですので、より深くお知りになりたい方は検索されるか中医学の入門書等を読まれると良いでしょう。

 

この中で特に「瘀血」と言われる血行障害による生理痛は甚だしく、鎮痛剤がないと生活に支障が出る場合も珍しくありませんし、上にあげたような婦人病や不妊症の原因にもなります。

詳細は御本人様がご予約の上、ご相談くださいますよう御願い申し上げます。